映画とアニメと。

映画・アニメの紹介とか感想。映画もアニメもどこかで誰かが作品を通して何かと繋がる力があると思ってます。

『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』:ノーノゲノラ・ノーライフ

タイトルでゲシュタルト崩壊来てます!

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ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』(2017年/いしづかあつこ監督)

前回からまた期間が空きすぎている…ひどい。でもそもそも外であまり見なくなったというか。
観たい映画が近所やっていないし遠出したくもないのでこれからはDVDでも見たら書かないとなー。

というのはさておき!
前売り券買うほどには楽しみにしていた、ノゲノラゼロついにキター!!!!
(公開初日に観たのにもう月変わっちゃってるよ)

本作をおすすめしたいけど、そもそもノーゲーム・ノーライフをご存知ですか?
という話だと思うんです。いや、真面目に。だって映画の”ゼロ”の意味。過去編ですから。
なので、ノゲノラのおもしろさ、ファンタジー小説の映像化のおもしろさを知ってほしい!というのが先に来ます。

では、ノーゲーム・ノーライフとは・・・・・・・・・・
ゲームで全てを手にする世界を舞台に繰り広げられる、最強ゲーマー兄妹の異世界えろライフ

ニートひきこもりゲーマー兄妹がゲームで世界を変える異世界ファンタジー!(微えろ)

原作・イラスト 榎宮祐 による日本のライトノベルです。
キャッチコピーは原作も映画も、”さぁ、ゲームをはじめよう。”
以下
、あらすじをアニメ公式サイトより。

ニートでヒキコモリ……だがネット上では『  』(くうはく)の名で無敗を誇る天才ゲーマー兄妹・空と白。ただの都市伝説とまで言われるほどの常識はずれな腕前を持った空と白の前に”神”を名乗る少年・テトが現れる。
テトはリアルをクソゲーと呼ぶ空と白の二人を異世界へと召喚してしまう。そこは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる世界だった!異世界に住まう十六の種族の中で最弱の人類種。他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前に追い込まれている人類種を救うため、空と白は空前絶後の頭脳バトルに挑む!

 

アニメ化の時は多忙に多忙を重ねていたのでタイトルは知っていてもリアタイしてないので
再放送の時に全部見た者ですがご了承ください。
昨年、余裕できて「頭脳戦、心理戦の本読みたいなー」と思っていた時に
出会ったというかたどり着いたというかひきこもりであったが故に導かれた必然というか。
なんにせよ、読み応えがあってあっという間に既刊9巻までは読み終えました。

じゃんけんから駒に命宿るチェス、具象化しりとり、さらに超大規模なゲームまで
あらゆるゲームでブラフ合戦、抜け穴、頭脳戦が繰り広げられるおもしろさ。
そして、命を賭けるほどのゲームに対する熱意、知識と経験をもって挑む、
二人で一人の空と白『  』の戦いっぷりは然り!だがしかし!
元いた世界をクソゲーと言い、異世界では人類を救うことすらもゲームのように考え、
エロにも全力投球の二人のひきこもりダメ人間っぷりが顕著!その真意は計り知れない。

運命すらも変えるゲーム。でも二人にとってはゲームは楽しむもの。楽しくなきゃゲームじゃない。
しかし、たかがゲーム、されどゲーム。最強ゲーマー『  』は真剣そのもの。

その一行がフラグになっている事もある。
読み落としなんてありえませんよ!?

と、こんな感じに言っていますが、正直に言いまして、
個人的にイラストは可愛いと思うけど好みじゃない挿絵もあったり、
エロにエロが重なって耐えきれず読むスピードが落ちる事もあります。
でも、ちゃんと読んでます。絶対ここ飛ばしても問題ないだろって思うけど読んでます。笑

 

さて、本題。

f:id:yamatoimotyan:20170803142047p:plain©榎宮祐株式会社KADOKAWA刊/ノーゲーム・ノーライフ ゼロ製作委員会
映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』 オフィシャルサイト のスクショです。

チラシは機凱種が空を見上げてる感じだったような?
でも公式サイトのこれ。チェスの駒を挟んで左側はジブリール、白、空、ステフ。
では右側は・・・?一番下にいるのは衣装からしてジブリールか…?顔が悪役っぽい…。
この対比、関係性がどこまであるのか。(どれが誰だか全部知ってるけど)凝ってますねえ!

監督・脚本にはアニメ制作からそのまま。キャラデザも音楽も含め世界観は下ネタ含め踏襲されています!
混んでるけど予約しなくても行けると思ったけどとんでもなかったです。
劇場も限られているにせよ、満員御礼。中学生くらいから大人までいましたね。

シリーズもの特有に感じる「あ、この空間にいる人はみんな仲間だ」の凄み。

そして映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』とは、アニメ化された部分よりも後に発刊された6巻、
ただ時系列としては、ゲームで全てが決まる世界、が出来る前、始まりの始まり、6000年前の”大戦”を描いています。
なぜ今の世界が出来たのか。すべてはここから始まった物語。
映画では、それまで何度も作中に出てきた”大戦”の事実を知る事になります。

前述の通り、要は過去編です。
なので
はっきり言って、”ゼロ”ということで、原作ファンがメイン層、次にアニメファンです。
個人的に過去編というのは、長い連載が故に盛り込まざるを得なくなったと勘ぐることもあるし、
嬉しい場合もあれば、無くても良いときもあって、読者が離れる賭けのような部分もあると思います。

ぶっちゃけ映画化となった原作6巻は、初めて読むスピードが落ちるという序盤だったんですけど、
キーマンとなる機凱種との出会いから一気に読み進めてしまうという、決して展開が早くなったのではなく
丁寧に描きながらその後の世界観に繋がっていく過程がおもしろすぎました!!!!
そういうことかあああ!という驚愕。まだ幼いいづなたんに語っているからこそ見える
空と白、ステフ、ジブリール、いづなたんetc...の種族を超えた関係性。

それを映画にまとめ上げたわけなんですが、2時間だから端折られているところももちろんありますが
見所の部分はちゃんと映像化されているし、見応え十分で、笑って、泣いた。
本当に涙腺ゆるくなってきて原作でも泣いてるくらい展開知ってるんだけど、
結局映画でも号泣してしまうくらいに1巻分ちゃんと盛り込まれていました。

小説ではイラストでも出てきてない妖魔種や、地精種も映ったかな?まずそこに引き込まれ、
大戦が故に切っても切り離せない戦闘シーンは、圧巻の一言!!!!
ラノベだからなんだそれ!そんな読み方すんの!?みたいな名称が山ほど出てくるんですけど、
それが形になって映像化されたときの迫力は最高です!!!!

アニメ版だけとって観てもおもしろさは変わりません。回収された過去、そして新キャラ続々登場の今回。
この時点ではまだ空達の前に現れていないが大戦のキーマンとなった機凱種とはその後どう関連付けられていくのか。 
展開が楽しみですね。アニメ2期やるのかは知りませんが。

あ!忘れてはいけない。
原作ファンはご存知、アニメファンでは初登場のアインツィヒとアズリール。
声優情報を入れてなくて、メイン組は予想しやすいというか当然という人でしたが、
他の新キャラの豪華声優陣にも驚いたけどこの二人は出てきたとき、そうきたか!と笑ってしまった(褒めてます)。

 

ゲームで世界が決まるなんて所詮ファンタジーなんですけど、
そこで描かれる事って結構深い部分があると思ってます。
人類種として一括りにされてる世界だけど、現実は違いますよね。
力、経済の格差など同じ人類でも人種の違いで争い合っているのは重なる部分があります。
それが他種族という表現なだけで。
現実もゲームとまではいかないまでも、争いが禁じらている世界は理想。
十の盟約にもある「みんな仲良く」というのは学ぶべき部分。

そして短期間でもひきこもった私にはわかる空と白の他人と接触することの怖さ。
(二人の超人的頭の良さ、回転さはもちろんわからない)
人目を気にするバカらしさ反面、やっぱり臆病になってしまう自分。
現実はうまくいかないからこそ、ゲームで全てを決する世界で、
ニートでひきこもりでコミュ障が様々な種族と出会って世界を変えていく姿は
リアルとは真逆すぎて、それが惹きつけられる要因なのかもしれない。

…なんて言ったけどそんなに高尚な小説じゃないか。笑
ニートでひきこもりでコミュ障がみんなで仲良くゲームしたい姿が、エロさを忘れないばかばかしさが、
シリアスとのギャップを織り交ぜたその単純さがおもしろいだけかも。

 

とはいえ、ゲームも、世界観も、よく練られている作品で、どうしたら思いつくんだろうと感心します。
ラノベと言っても多種多様。私はノゲノラと出会えてとても嬉しいです!

もし、原作でもアニメでもノゲノラと出会ってくれたのなら、
ぜひとも『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』観てください。

 

 

榎宮さん!原作続き、待ってます!!!!

 

 

おわり。